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皆さんは『ミニマリスト』と聞いてどんなイメージをもちますか?
「部屋に何もない」「つまらなそう」「修行僧みたい」
このようなイメージを持つ方も多いと思います。
今回参考にした書籍の「より少ない生き方」(著:ジョシュア・ベッカー)を読むまでは、私も「ミニマリストはとにかく部屋のものを捨てる人」くらいにしか考えていませんでした。
しかし、読み終えると「ミニマリストがものを減らすのは手段である」ことや「ミニマリストの考えは貯金や資産形成に役立つ」ことに気づきました。
今回の記事をご覧いただくことで「もっと貯金を増やしたい」「気が付いたらお金を使ってしまっている」といったお悩みを解決する糸口になるかもしれないので、最後までぜひご覧ください!
最低限お伝えしたポイントは以下の3点です。
1.ミニマリストの生活とは?
ミニマリストはこのように定義されています。
持ち物をできるだけ減らし、必要最小限の物だけで暮らす人。自分にとって本当に必要な物だけを持つことでかえって豊かに生きられるという考え方
出典:コトバンク
特に後半部分が大事なので強調させてもらいました。
「ものを捨てる」ことが目立っていますが、「何が必要か?」を「自分」でハッキリド派手に決めていることが重要なのです。
自分で必要なものは決められるので、やってみると意外なほどストレスは低いです。
私のことを例にしてみます。
私にとって「衣類」はそこまで重要な存在ではないことに気付き、思い切って手放してみることにしました。
クローゼットに1年以上着なかったのに、「いつか着るかも」といって残していた服などを処分しました。
最終的にスーツ、季節ごとの私服2セット、部屋着、下着だけになりました。
そうすると気持ちと生活に大きな変化がありました。
外出するときの服選びに迷いがなくなったので時間が生まれ、外出するぎりぎりまで自宅でやりたいことを行えるようになりました。
残した私服はアパレルショップ店員の友人と一緒に選んだりプレゼントされたものばかりなので、外出するときに誇らしい気分になります。
このように、ものを手放すことで時間的・精神的に豊かになれる可能性があります。
2.ミニマリストになるメリット
ものを手放すことで時間的・精神的に豊かになれるとお伝えしましたが、もう少しミニマリストになるメリットをお伝えしたいです。
参考書籍の「より少ない生き方」では以下のメリットが挙げられています。
- 自由が増える
- 質が良いものが持てる
- 人と比べなくなる
私の衣類を手放した例でもこれらのメリットが出ています。
衣服のために使っていた時間とお金が減ったので、時間とお金をほかのことに使う「自由」が増えました。
信頼のおける友人が選んでくれたものは質が良いし、余計なものを買わないようにと意識したら質の良いものだけを買うようになりました。
高い買い物をする人を見て「自分も買わなきゃ」と思うことがなくなりました。
一言でいうと「本当の自分になった」感じがしました。
3.お金への影響
人は無意識のうちに他人から大きな影響を受けています。
気づかないうちに周囲の人たちが作る「基準」に沿って買い物をしてしまいます。
その「基準」は付き合う人たちが変わると簡単に変わってしまいますが、上昇してしまうと下げることはとても難しいのです。
昨今ではSNSで他人の輝かしい生活が見えてしまうので、「基準」はとても上がりやすいです。
ものを手放す作業は自分にとって適切な「基準」を思い出させてくれます。
自分の「基準」に従って生きるようになるとお金が貯まり始めます。
ここでも私の衣類を手放したことを例に出しますが、私の家計簿を見返すと2021年は衣類にお金を使っていませんでした。
その分を貯金や投資に回せたので2021年は蓄財がはかどりました。
そのことを知人に話すと「信じられない」といった反応をされますが、私にとって満足のいく生活でした。
他人と違う行動をとるのは最初に勇気が必要ですが、思い切ってやり始めると無駄な出費を抑えられるのでおすすめです。
4.終わりに
ここまでご覧いただきありがとうございました。<m(_ _)m>
この記事が誰かのお悩みを解決する一助になれば幸いです。
参考書籍の「より少ない生き方」(著:ジョシュア・ベッカー)では段階的にミニマリストになる具体的な方法なども記載されております。
ミニマリスト興味を持たれた方はぜひ読んでみてください。
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